財務・数値分析のフレームワーク
”攻めと守りのフレームワーク”
ご訪問頂き、ありがとうございます。簡単管理インストラクターを目指すにわか会計人のヤグナです。
さて、今回は財務分析や数値分析を行う際のフレームワークをご紹介したいと思います。
数値は比較して初めて意味を持ちますが、なにと比較すればよいかを考えてみましょう!
1.他社との比較
ぱっと思いつく方法が”平均値との比較”ではないでしょうか?
これは、「横軸の比較」というイメージですね。
財務分析上よく用いられるのが、業界平均値との比較です。
中小企業の業種別平均値はTKCで公表されています。
興味があればご参照下さい。
http://www.tkc.jp/tkcnf/bast/sample/
平均値を用いることで、「他社と比べてうちはどうなの?」を調べることができるわけです。
ただし、平均値はあくまで参考値です。
その高低に一喜一憂する必要は全くありません。
なぜなら、平均値を出すために用いられている会社も千差万別だからです。
たとえば、同じ飲食業でも高級ディナー中心の店と大衆食堂的なお店では、財務諸表の構造は全く違ってくることが予想できますね。
平均値はこれらをごっちゃにして出された値にすぎません。
結論をいうと、指標とするには心もとないけど、自社の特徴を発見するには使える!ということです。
2.自社の時系列比較
平均値比較の「横軸の比較」に対し、自社の過去情報との比較は「縦軸の比較」と言えます。
最も代表的なもので、前年同月比がありますね。聞いたことがあるのではないでしょうか?
さて、この分析手法のポイントは自社の変化を捉えられる点にあります。
これが最大に効力を発揮するのが、"危険な変化があった場合"です。
たとえば、急激に数値が上下している場合や、近年売り上げが右肩下がりという場合など、それに気づかなければ企業の存続に関わるケースがあります。
その意味で、アラートシステムとしてもっとも効力を発揮する分析手法といえます。
3.分析の実際
実際分析する際は、他社との比較と自社の時系列分析を組み合わせて使うと良いでしょう。
他者との横軸での比較をすることで、自社の財務上の弱みや強みを確認し、戦略を練る。
一方で、自社の時系列分析をアラートシステムとして活用し、改善策を練る。
さながら、武器と防具を使うようなイメージですね。
両方うまく使いこなしながら、強い会社を作りましょう、
<今日のまとめ>
★自社の時系列分析で守りを固め、他社との比較分析で武器を探そう
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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どうすればいいかわからない、けど指図もうけたくない!
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下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-329.html
”命絶つ前に・・・”
もう自分の居場所なんてこの世にないと思う方、
もし万が一いらっしゃればここを訪れたのも何かの縁、
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-327.html
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数値は比較して初めて意味を持ちますが、なにと比較すればよいかを考えてみましょう!
1.他社との比較
ぱっと思いつく方法が”平均値との比較”ではないでしょうか?
これは、「横軸の比較」というイメージですね。
財務分析上よく用いられるのが、業界平均値との比較です。
中小企業の業種別平均値はTKCで公表されています。
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平均値を用いることで、「他社と比べてうちはどうなの?」を調べることができるわけです。
ただし、平均値はあくまで参考値です。
その高低に一喜一憂する必要は全くありません。
なぜなら、平均値を出すために用いられている会社も千差万別だからです。
たとえば、同じ飲食業でも高級ディナー中心の店と大衆食堂的なお店では、財務諸表の構造は全く違ってくることが予想できますね。
平均値はこれらをごっちゃにして出された値にすぎません。
結論をいうと、指標とするには心もとないけど、自社の特徴を発見するには使える!ということです。
2.自社の時系列比較
平均値比較の「横軸の比較」に対し、自社の過去情報との比較は「縦軸の比較」と言えます。
最も代表的なもので、前年同月比がありますね。聞いたことがあるのではないでしょうか?
さて、この分析手法のポイントは自社の変化を捉えられる点にあります。
これが最大に効力を発揮するのが、"危険な変化があった場合"です。
たとえば、急激に数値が上下している場合や、近年売り上げが右肩下がりという場合など、それに気づかなければ企業の存続に関わるケースがあります。
その意味で、アラートシステムとしてもっとも効力を発揮する分析手法といえます。
3.分析の実際
実際分析する際は、他社との比較と自社の時系列分析を組み合わせて使うと良いでしょう。
他者との横軸での比較をすることで、自社の財務上の弱みや強みを確認し、戦略を練る。
一方で、自社の時系列分析をアラートシステムとして活用し、改善策を練る。
さながら、武器と防具を使うようなイメージですね。
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”命絶つ前に・・・”
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