個人事業主のための時間管理術を探る!
”他人の時間を活用する”
ご訪問頂き、ありがとうございます。簡単管理インストラクターを目指すにわか会計人のヤグナです。
さて、ここのところ財務分析回が続いておりましたので、少し数字から離れましょう。
今回は個人事業主ならだれしも陥るであろう「時間がない病」の治療方法を考えて見たいと思います。
1.個人事業主の時間
個人事業主の方と、普通の会社の経営者の大きな違い、それは仕事量です。
個人事業主は経営意思決定はもちろんのこと、経理、資金繰り、事務などその他雑務全てを自分でやらなければなりません。(またはやらなければならないと思っている)ただでさえ、大手より不利な条件(または不利だと思い込んでいる)のうえ、経営にかける時間が少なくて手を打つのに時間がどうしても時間がかかる。
これではなかなかうまくいかないのは当然です。まずは、個人事業主の方が時間の面では他業態より不利だということは理解しておきましょう。
その中で、しっかり大手にも負けない事業を展開していくには相当頑張って時間管理をして、経営にかける時間を増やしていかなければなりません。
では、どのように時間を管理すればいいか、一緒に考えて行きましょう!
2.まず外注を考える
とにかくまずは外注ができないか、考えてみましょう。
資金的にそんな余裕はない!という方は3.からを先に試すようにして下さい。
ただ、理解をしておいて欲しいのは時間管理だけではどうやっても、他人の力を使える大手の経営者ほどの時間は生み出せません。最終的には、外部に任せた方がいい部分は外部に任せる。得意なこと、本業にどれだけ時間を割けるのか、これは個人事業主としての必要な能力の一つでしょう。
お金がない時でも、信頼できる外部の専門家は探すようにしましょう!たとえば、経理なんかはその道に通じた人に任せるのが絶対いい。記帳代行だけならかなり安くできますし!
外部の専門家の選択にあたっての視点を一つご紹介します。
それは、ちゃんとした説明をしてくれるか?ということです。
外部に任せるとはいえ、経営の責任はすべて経営者にあります。したがって、経営者は外部に任せたとしても、内容を理解する義務があります。たとえば、あなたの質問に親切に答えてくれるか、あなたのレベルに合わせて説明をしてくれるか。ここら辺を判断基準にして見て下さい。
「この人に頼んでいるけど、いつまで経っても自分の理解が進まない」というなら、頼む相手を見直す必要があるかもしれません。一ついい方法としては、他の専門家にセカンドオピニオンを頼むという方法があります。金額や内容について妥当かどうか、他の専門家に見てもらうわけですね。
信頼できる外部に外注し、自分の時間をつくるとともに専門家から知識も得る、そういった好循環を作れるといいですね!
3.時間管理の技術
次のステップとして、ようやく時間管理がでてきます。さて、皆様は時間管理は得意でしょうか?私は苦手です。だって怠け者ですから^^;
いや、もちろん管理しようと頑張ることは頑張りますよ?でも、いつも守れず自分が嫌になり結局挫折してしまうのです。
なのでここからは、私自身の知識ではなく外部の知識を借りようと思います。内容は色んな書籍やら記事やらの寄せ集めですが、これも外注ですね!笑
(1)時間を記録する
まず自分がいったいなにに時間を費やしているのか、記録して見てみましょう!
どうでしょう?今やらなきゃいけないことに追われていませんか?
実は私はその状態です笑。しかも、一時義務に追われない時間があると、なにをやればいいかわからなくなります。
まさに義務と時間の奴隷ですね(^^;;
私が業務時間を記録したら、やらなきゃいけないこととそれを探す時間にほとんどが費やされています。
まずはこの愕然たる事実に気づかなければ時間管理なんて夢のまた夢です!時間を記録し、「やるべきことに費やしている時間」がどれだけあるか見ましょう。「やるべきこと」は自分の意思でやろうと思ったことです。他人に頼まれたこと、義務は含みませんのでご注意を。
まぁ、ほとんどないのでは?それがわかったら次のステップです。
(2)やるべきことに割く時間を先に決める
やるべきことをやれるか否かで成否が決まります。そこで、やるべきことを先にスケジュールに組み込んでおく必要がありでてきます。
なおやるべきことは、人によりけりです。経営上先延ばしにしがちな大幅な方向転換はもちろん、家族との旅行、趣味の時間、睡眠時間も入れても構いません。
ポイントは、それらを先に一日のどこ、今月のどこ、今年のどこに実施するかを決めてしまいます。そして、可能であればそれは公言・約束してしまった方がいいです。そして絶対守る。その上で、それ以外の時間で義務やその他のことをどうやるかを頭をひねって考える。
公言・約束しないとどうせやれません笑。そして、決まった時間で死に物狂いでやれば大体のことは早くできるそうです。…できるそうです~_~;
(3)期限は二つ決める
デッドラインとそのひとつ手前の期限の二つを設けましょう!そして、仕事上デッドラインは忘れてください。
デッドラインを見ていると、不思議とデッドラインに間に合うタイミングまで動けないこと、ありませんか?そして、取り組んでみたら予想外の出来事や、プロセスがあって結局デッドラインギリギリでばたばたになってしまう。
私、本当によくやるんですよ笑。そういう人にオススメな方法です!
手前の期限で終わるように行動を開始する→想定外の業務・出来事を発見、対応に追われる→スケジュールを修正する・・・といった流れになります。
私個人の感覚では一週間後締切なら、2日前くらいに前期限を設定した方がいいと思います。また、スパンが長くなればなるほど予定外のことも多くなるので、前期限はより前に設定しなければなりません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また、下記のリンクやら拍手やらをポチっとしてくれると、やる気がでます!ご協力をお願いします。

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”一緒に悩ませてくれませんか?”
どうすればいいかわからない、けど指図もうけたくない!
という私と似た性格をお持ちの方、考えの整理お手伝いします。
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-329.html
”命絶つ前に・・・”
もう自分の居場所なんてこの世にないと思う方、
もし万が一いらっしゃればここを訪れたのも何かの縁、
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-327.html
ご訪問頂き、ありがとうございます。簡単管理インストラクターを目指すにわか会計人のヤグナです。
さて、ここのところ財務分析回が続いておりましたので、少し数字から離れましょう。
今回は個人事業主ならだれしも陥るであろう「時間がない病」の治療方法を考えて見たいと思います。
1.個人事業主の時間
個人事業主の方と、普通の会社の経営者の大きな違い、それは仕事量です。
個人事業主は経営意思決定はもちろんのこと、経理、資金繰り、事務などその他雑務全てを自分でやらなければなりません。(またはやらなければならないと思っている)ただでさえ、大手より不利な条件(または不利だと思い込んでいる)のうえ、経営にかける時間が少なくて手を打つのに時間がどうしても時間がかかる。
これではなかなかうまくいかないのは当然です。まずは、個人事業主の方が時間の面では他業態より不利だということは理解しておきましょう。
その中で、しっかり大手にも負けない事業を展開していくには相当頑張って時間管理をして、経営にかける時間を増やしていかなければなりません。
では、どのように時間を管理すればいいか、一緒に考えて行きましょう!
★個人事業主は経営にかける時間が少なくなりがち!
2.まず外注を考える
とにかくまずは外注ができないか、考えてみましょう。
資金的にそんな余裕はない!という方は3.からを先に試すようにして下さい。
ただ、理解をしておいて欲しいのは時間管理だけではどうやっても、他人の力を使える大手の経営者ほどの時間は生み出せません。最終的には、外部に任せた方がいい部分は外部に任せる。得意なこと、本業にどれだけ時間を割けるのか、これは個人事業主としての必要な能力の一つでしょう。
お金がない時でも、信頼できる外部の専門家は探すようにしましょう!たとえば、経理なんかはその道に通じた人に任せるのが絶対いい。記帳代行だけならかなり安くできますし!
外部の専門家の選択にあたっての視点を一つご紹介します。
それは、ちゃんとした説明をしてくれるか?ということです。
外部に任せるとはいえ、経営の責任はすべて経営者にあります。したがって、経営者は外部に任せたとしても、内容を理解する義務があります。たとえば、あなたの質問に親切に答えてくれるか、あなたのレベルに合わせて説明をしてくれるか。ここら辺を判断基準にして見て下さい。
「この人に頼んでいるけど、いつまで経っても自分の理解が進まない」というなら、頼む相手を見直す必要があるかもしれません。一ついい方法としては、他の専門家にセカンドオピニオンを頼むという方法があります。金額や内容について妥当かどうか、他の専門家に見てもらうわけですね。
信頼できる外部に外注し、自分の時間をつくるとともに専門家から知識も得る、そういった好循環を作れるといいですね!
★外部に任せながら、理解だけは欠かさずに!
3.時間管理の技術
次のステップとして、ようやく時間管理がでてきます。さて、皆様は時間管理は得意でしょうか?私は苦手です。だって怠け者ですから^^;
いや、もちろん管理しようと頑張ることは頑張りますよ?でも、いつも守れず自分が嫌になり結局挫折してしまうのです。
なのでここからは、私自身の知識ではなく外部の知識を借りようと思います。内容は色んな書籍やら記事やらの寄せ集めですが、これも外注ですね!笑
(1)時間を記録する
まず自分がいったいなにに時間を費やしているのか、記録して見てみましょう!
どうでしょう?今やらなきゃいけないことに追われていませんか?
実は私はその状態です笑。しかも、一時義務に追われない時間があると、なにをやればいいかわからなくなります。
まさに義務と時間の奴隷ですね(^^;;
私が業務時間を記録したら、やらなきゃいけないこととそれを探す時間にほとんどが費やされています。
まずはこの愕然たる事実に気づかなければ時間管理なんて夢のまた夢です!時間を記録し、「やるべきことに費やしている時間」がどれだけあるか見ましょう。「やるべきこと」は自分の意思でやろうと思ったことです。他人に頼まれたこと、義務は含みませんのでご注意を。
まぁ、ほとんどないのでは?それがわかったら次のステップです。
(2)やるべきことに割く時間を先に決める
やるべきことをやれるか否かで成否が決まります。そこで、やるべきことを先にスケジュールに組み込んでおく必要がありでてきます。
なおやるべきことは、人によりけりです。経営上先延ばしにしがちな大幅な方向転換はもちろん、家族との旅行、趣味の時間、睡眠時間も入れても構いません。
ポイントは、それらを先に一日のどこ、今月のどこ、今年のどこに実施するかを決めてしまいます。そして、可能であればそれは公言・約束してしまった方がいいです。そして絶対守る。その上で、それ以外の時間で義務やその他のことをどうやるかを頭をひねって考える。
公言・約束しないとどうせやれません笑。そして、決まった時間で死に物狂いでやれば大体のことは早くできるそうです。…できるそうです~_~;
(3)期限は二つ決める
デッドラインとそのひとつ手前の期限の二つを設けましょう!そして、仕事上デッドラインは忘れてください。
デッドラインを見ていると、不思議とデッドラインに間に合うタイミングまで動けないこと、ありませんか?そして、取り組んでみたら予想外の出来事や、プロセスがあって結局デッドラインギリギリでばたばたになってしまう。
私、本当によくやるんですよ笑。そういう人にオススメな方法です!
手前の期限で終わるように行動を開始する→想定外の業務・出来事を発見、対応に追われる→スケジュールを修正する・・・といった流れになります。
私個人の感覚では一週間後締切なら、2日前くらいに前期限を設定した方がいいと思います。また、スパンが長くなればなるほど予定外のことも多くなるので、前期限はより前に設定しなければなりません。
★やるべきことに割く時間で勝敗が決する
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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もうダメだと思ったときに
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もう自分の居場所なんてこの世にないと思う方、
もし万が一いらっしゃればここを訪れたのも何かの縁、
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