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財務分析を使いこなす(5)-効率性分析 - 怠け者専用!マイペース個人経営ヒント集

財務分析を使いこなす(5)-効率性分析



”効率性分析”

ご訪問頂き、ありがとうございます。簡単管理インストラクターを目指すにわか会計人のヤグナです。

さて、財務分析の5回目になります。ちなみにこのシリーズは全10回程度を予定しております。今回のテーマは『効率性』です!


前回までで、安全性分析と収益性分析を見てきました。今回は効率性を測る指標について見て行きたいと思います。効率性とは持っている資源を使っていかに効率よく売上を獲得しているかをみる指標です。


さて、説明を始める前に、当ブログでの財務分析指標の説明のスタンスを申し上げます。私は財務分析指標は自動アラートシステムとして時間がない者に有用だが、万能ではない。考える力を奪うデメリットもある、諸刃の剣だと思っています。そこで、最初に指標を使うときの注意点を押さえておきましょう!


指標はただの道具!どう使うかはあなた次第






1.回転率と回転期間


(1)回転率
年間売上高÷科目名

ある科目に対してその何倍(何%)の売上をあげているかをみる指標です。


(2)回転期間
科目名÷売上高

これは、ある科目の金額分を回収するために何年かかるか?という指標です。何ヶ月かかるか知りたければ、12で割ってください。何日で回収できるから知りたければ年間営業日数で割ってください。



上記の指標は共に逆数の関係にあるため結局同じことを示していますが、経営する皆様からは「このままいけばあとどれくらいで回収できる」という後者の方がイメージしやすいかと思います。オススメは後者です。




2.具体的な指標紹介


(1)運転資本回転期間

運転資本÷月商
=(棚卸資産+売上債権-仕入債務)÷(年間売上高÷12)

現在の事業運営に必要なお金が何か月分の売上分あるかがわかります。効率性分析のなかでは最も重要度の高い指標のひとつです。



運転資本回転期間は店舗経営など在庫を抱えやすい業種や、売上債権を抱えやすい(=現金商売ではない)業種ではぜひ確認しておきたい指標です!なお、運転資本回転期間を分解すると下記のような式になります。むしろ経営管理としては分解してからが大事になってきます。


★売上債権回転期間+棚卸資産回転期間-仕入債務回転期間


さて、運転資本回転期間が長期化してきたなぁと思ったら、まず棚卸資産回転期間が長期化していないかを確認しましょう!棚卸資産回転期間は在庫が売上に対して増えすぎた場合に長期化します。もうちょっとわかりやすく言うと、売上が思うように上がらず不良在庫が増加していませんか?それを確認しましょうね、ということです。

また、売上債権回転期間が長期化していたら、債権回収のルールを見直すようにしましょう。




(2)固定資産回転率

売上高÷固定資産

固定資産を使って何倍の売上を上げているかがわかります。



固定資産の多い業種では把握しておくとよいでしょう。たとえば製造業など大規模な装置を必要とする業種では、その固定資産が効率的に売上高を生み出しているかを確認しておく意味はあると思います。今後の投資計画を考える際の参考資料になるはずです。




最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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