財務分析の手法を簡単理解!-成長性分析は必要か
”成長性分析は必要か”
ご訪問頂き、ありがとうございます。簡単管理インストラクターを目指すにわか会計人のヤグナです。
さて、今回は財務分析最後の一項となりました!成長性分析について考察してみたいと思います。もうお気付きかもしれませんが私は優先順位の高い順に財務分析手法を紹介しているので、最後のこの項目は…?
まぁ、必要性から考えるのでご覧ください。
1.成長性分析とは
名前の通り、会社がどれだけ成長しているかを過去の数値で分析することです。前期と当期の比較だけでは短期的な影響があるので、普通3〜5期分の数値で成長率を見ます。ポイントは所詮は過去の数値、ということと誰が分析するのかです。
所詮は過去の数値を使っているので、成長性が良くても来年再来年続くとは限りません。私は株式投資の経験があり、成長性分析もしたことがありますが、ここ最近伸びていたが急に落ち込む企業も多く見てきました。どこで成長が鈍化するのかは過去の数値からはよみとれないのです。
誰が成長性分析をするのでしょうか?経営者が成長を望んでいるなら、経営者が使うこともあるでしょうが、基本的には外部の人間が会社を評価する際に活用します。
例えば株式投資などを思い浮かべるとわかりやすいかと思います。来年も株価は上昇するだろうか、ということを確認する一つの指標として成長性分析があります。
2.成長性分析の位置づけ
さて、成長性分析の特徴を確認したところで、つぶれないための財務分析という視点でこの成長性分析を評価すると、かなり低い評価をせざるを得なくなります。
なぜなら、成長性と潰れるかどうかは全く関係ないからです。まぁ成長してないよりは成長してた方がいいかもしれませんが、成長してなくても潰れるかどうかは別問題になります。
逆に急成長している場合、それに耐えうる仕組みがなければ、むしろ資金を圧迫する可能性が高くなります。例えば、売上が増加すれば必要運転資金は増加しますので、一時的に資金繰りは厳しくなります。また、急成長に合わせて設備投資をしたところ、次の年からぱったりと需要が…なんてことも。
このように、つぶさないための財務分析手法としてはあまり有用ではないと言えるでしょう。まずは、安全性分析、収益性分析を優先させるべきです。
3.成長性分析の指標
売上高成長率を中心として、いくつかご紹介します。ただ、名前は大層なものがついてますが、全部前期と比べて何%増減したかを見てるだけですので、名前も計算式も覚えなくて結構です笑
(当期-前期)÷前期×100
○売上高成長率
成長性分析の中では代表的で最も大切な指標です。
○経常利益成長率
売上高成長率より大きいと良い成長をしていると判断されるらしいです。
○純資産・人件費増加率
将来に向けての投資額が増えているかを確認します。売上高成長率より大きいと増やし過ぎ、などと判断できるそうです。
4.結論
成長性分析はやらなくてもオッケー!
経営に生かすという面ではメリットが少ないです。また、成長率にしなくても成長してるかなんて決算書の数字みれば一目瞭然です。
私的には、経営者がこんなの律儀に名前つけて指標として扱うのはバカらしいと思います。以上。
結論をわかりやすくご理解いただくためかなり過激な表現をしました。あくまで個人的な意見ですので、ご了承ください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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どうすればいいかわからない、けど指図もうけたくない!
という私と似た性格をお持ちの方、考えの整理お手伝いします。
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-329.html
”命絶つ前に・・・”
もう自分の居場所なんてこの世にないと思う方、
もし万が一いらっしゃればここを訪れたのも何かの縁、
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-327.html
ご訪問頂き、ありがとうございます。簡単管理インストラクターを目指すにわか会計人のヤグナです。
さて、今回は財務分析最後の一項となりました!成長性分析について考察してみたいと思います。もうお気付きかもしれませんが私は優先順位の高い順に財務分析手法を紹介しているので、最後のこの項目は…?
まぁ、必要性から考えるのでご覧ください。
目次
1.成長性分析とは
2.成長性分析の位置づけ
3.成長性分析の指標
1.成長性分析とは
名前の通り、会社がどれだけ成長しているかを過去の数値で分析することです。前期と当期の比較だけでは短期的な影響があるので、普通3〜5期分の数値で成長率を見ます。ポイントは所詮は過去の数値、ということと誰が分析するのかです。
所詮は過去の数値を使っているので、成長性が良くても来年再来年続くとは限りません。私は株式投資の経験があり、成長性分析もしたことがありますが、ここ最近伸びていたが急に落ち込む企業も多く見てきました。どこで成長が鈍化するのかは過去の数値からはよみとれないのです。
誰が成長性分析をするのでしょうか?経営者が成長を望んでいるなら、経営者が使うこともあるでしょうが、基本的には外部の人間が会社を評価する際に活用します。
例えば株式投資などを思い浮かべるとわかりやすいかと思います。来年も株価は上昇するだろうか、ということを確認する一つの指標として成長性分析があります。
★ 外部の人間が行う分析
2.成長性分析の位置づけ
さて、成長性分析の特徴を確認したところで、つぶれないための財務分析という視点でこの成長性分析を評価すると、かなり低い評価をせざるを得なくなります。
なぜなら、成長性と潰れるかどうかは全く関係ないからです。まぁ成長してないよりは成長してた方がいいかもしれませんが、成長してなくても潰れるかどうかは別問題になります。
逆に急成長している場合、それに耐えうる仕組みがなければ、むしろ資金を圧迫する可能性が高くなります。例えば、売上が増加すれば必要運転資金は増加しますので、一時的に資金繰りは厳しくなります。また、急成長に合わせて設備投資をしたところ、次の年からぱったりと需要が…なんてことも。
このように、つぶさないための財務分析手法としてはあまり有用ではないと言えるでしょう。まずは、安全性分析、収益性分析を優先させるべきです。
★潰れないための分析ではない、
3.成長性分析の指標
売上高成長率を中心として、いくつかご紹介します。ただ、名前は大層なものがついてますが、全部前期と比べて何%増減したかを見てるだけですので、名前も計算式も覚えなくて結構です笑
(当期-前期)÷前期×100
○売上高成長率
成長性分析の中では代表的で最も大切な指標です。
○経常利益成長率
売上高成長率より大きいと良い成長をしていると判断されるらしいです。
○純資産・人件費増加率
将来に向けての投資額が増えているかを確認します。売上高成長率より大きいと増やし過ぎ、などと判断できるそうです。
4.結論
成長性分析はやらなくてもオッケー!
経営に生かすという面ではメリットが少ないです。また、成長率にしなくても成長してるかなんて決算書の数字みれば一目瞭然です。
私的には、経営者がこんなの律儀に名前つけて指標として扱うのはバカらしいと思います。以上。
結論をわかりやすくご理解いただくためかなり過激な表現をしました。あくまで個人的な意見ですので、ご了承ください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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もうダメだと思ったときに
”一緒に悩ませてくれませんか?”
どうすればいいかわからない、けど指図もうけたくない!
という私と似た性格をお持ちの方、考えの整理お手伝いします。
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-329.html
”命絶つ前に・・・”
もう自分の居場所なんてこの世にないと思う方、
もし万が一いらっしゃればここを訪れたのも何かの縁、
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-327.html