市場細分化の方法

ぐでやま徒然経営帳［４日目］

”市場細分化の方法”


ぐでやま）ヤグナ大佐！この前、競争に巻き込まれないためにも競争戦略をって言われて実践しようと思ってるんですが、問題があります！！

ヤグナ）　どうしたのかね、ぐでやま隊員。

ぐでやま）集中放火しようにも、どこを狙っていいかわかりません！(｀・ω・´)

ヤグナ）　なるほど、まずは見に来てくれている人にもわかるように、戦場から離脱してきてくれないか(￣∀￣)

ぐでやま）いや、なんかやってみたくて(´∀｀*)

１．市場細分化の切り口

ヤグナ）　話から察するに、この前話した「市場細分化の方法」についてかな？

ぐでやま）そうなんですよ、なんとなく感覚でしかできなくて・・・

ヤグナ）　なんか、ちょっとしっかりした？経営者が板についてきたのかな？

ぐでやま）ふふふ、いつまでもぐでてると思ったら大間違いですよ(｀・ω・´)

ヤグナ）　・・・今まで教えてきたかいがあったもんだよ(ノД`)

＜市場細分化の切り口＞

【ジオグラフィック（地理的）基準】
　…場所、気候、人口密度など
【デモグラフィック（人口統計的）基準】
　…年齢、性別、所得、職業、学歴、宗教、国籍など
【サイコグラフィック（心理的）基準】
　…消費者の価値観やライフスタイルなど
【行動変数基準】
　…消費者の製品に対する知識や態度で細分化する。その製品の購買・使用頻度、購買動機、購買パターンなど。

２．ポジショニングマップの作成

ぐでやま）結構色んな切り口があるんですね！(・◇・)

ヤグナ）　これで全部じゃないよ。というよりもこの方法はみんながやっている方法だ。ここにない切り口で市場を細分化すること、それが「新市場の開拓」と言えるだろうね。

ぐでやま）なるほどねぇ、でもちょっとハードル高いな。

ヤグナ）　そんなことないさ、「新しいものは常に既存の組合せで生まれる」もんだ。まぁ新市場に常に挑戦しろとは言わないけどね。おっと、具体的な市場分析の方法を紹介しておこう。

　　　

＜ポジショニングマップの活用＞
市場細分化の切り口のうち２つを選んでポジショニングマップを作成する。
例：ジオグラフィック基準：駅近or郊外、行動変数基準：経済性or高品質

ヤグナ）　これで穴があるところ、または競合が少ないところを選べば、当分は激しい競争に巻き込まれずに済むだろう。

ぐでやま）なーんだ、簡単ですねっ！ヽ(・∀・)ノ

ヤグナ）　でも、競合がいないということは普通は旨みも少ないということだ。自分に必要なだけの「旨み」を引き出せるかは検討しなきゃね。

ぐでやま）た、確かに・・・そんな簡単にいかないか(´-ω-｀)

３．市場と製品の投入パターン

ヤグナ）　ちなみに市場の選択の仕方もいくつか方法があるから見ておこう。

＜エイベルの標準市場＞
５つのパターンが紹介されている。

ヤグナ）　さて、こんな感じでどうだろう？ぐでやま君の戦場選びの参考になっただろうか？

ぐでやま）ヤグナ大佐！！ご教授いただきありがとうございました。さっそく帰って試してみたいと思います！！


＝＝＝＝＝　数時間後　ヤグナ帰宅途中　＝＝＝＝＝＝


ヤグナ）　しかし、ぐでやま君もしっかりしてきたもんだ。安心安心(・∀・)

ヤグナ）　お、まだぐでやま君の事務所に明かりがついているじゃないか、さっそく実践しているのか？ちょっと覗いていこう♪

ぐでやま）・・・。

ヤグナ）　す、すごい集中力だ！私が入ってきたことにも気づいていない。

ぐでやま）・・・。（-_-）zzz

ヤグナ）　・・・。(。-∀-)怒





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