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書籍「自分の仕事をつくる」 西村佳哲 - 怠け者専用!マイペース個人経営ヒント集

書籍「自分の仕事をつくる」 西村佳哲



2015年 8月15日(土)

”自分の仕事をつくる”


ご訪問頂き、ありがとうございます。
経営生活相談役のヤグナです。

さて、今回は中小企業診断士の1次試験が終わったあと、
自分の仕事のあり方について見直そうと思って購入し、
読んでいた本「自分の仕事をつくる」から、
思ったことを綴って見たいと思います。


まぁ、結論から行きましょう。
ようは・・・

「本当に自分の欲しいものを提供する仕事をしているか?」

という問いに胸を張って答えられるかどうか。
私はそう読み取りました。


本書は働き方研究家の西村さんが、魅力的な仕事をしている
人の働き方を訪ねた取材内容と、ご本人の見解をまとめたもの
となっています。

その中で心に引っかかった部分を下記に引用してみたい
と思います。

<引用>

デザイナー柳宗理さんを訪ねる より p73
「企業社会における経済活動の大半は、経済のための
経済であり、より多くのお金を引き寄せるために仕事が
重ねられる。しかし本来お金は、人間同士が交換してい
る様々な価値の一時的な代替物にすぎず、それ自体が
目的ではなかった。」


植田義則さんのサーフボードづくりを訪ねる より p161
「完璧なリレーションシップを持てるシェイパーが身近にい
るならいいけれど、そうでなければ自分でやってみたいっ
て思うのが、本来自然なんです。そういうふうに深入りして
いけないヤツは、サーフィンもそこそもだよね。」


植田義則さんのサーフボードづくりを訪ねる の後記 p163 
「大事な人が自分のためにつくってくれたモノであれば、多
少形がいびつでも、それだけの理由で価値が損なわれるこ
とはない。」


甲田幹夫さんのパンづくりを訪ねる より p171
「ごく気軽に始めたんですが、この仕事はそれまでに経験し
た仕事に比べて、矛盾がなかったんです。」


馬場浩史さんの場づくりを訪ねる より p208 
「自分がつくっているものは、自分に必要だからつくるんです。」
「自分が欲しいものを少し多めにつくって、”好きな人がいたら
どうぞ”っていうスタイルです。」


著者西村さんの言葉 p238
「自分を満たす、自分事としての仕事。もちろん会社で働くこと
と個人で働くことを、対立的に捉える必要はない。要は、仕事の
起点がどこにあるか、である。」




色々思うことはありますが、
自分のため、自分の大切な人のために自分にできる
なにかをする。それが自分事としての仕事。

そして、今普通に言う”仕事”はどこかのだれかのために
行う作業となっていることが多いんじゃないでしょうか?

だから、品質や価格といった他のもので、価値をはかるし
かない・・・

品質などでの差別化が難しくなり、与えられる経験や顧客
との関係に価値を見出すようになってきた今、自分事として
の仕事に価値の焦点が戻ってきているのかもしれません。

「自分や近親者が欲しいと思う」モノやサービスかどうかを
問い直してみるといいかもしれませんね。


私のブログもその視点では本当にまだまだ、カイゼンの余地
しかないなぁ^^;

日々精進していきたいと思います!


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