PPMで考える資源配分
2015年11月12日(木)
”複数ある商品の現状を確認する”
ご訪問頂き、ありがとうございます。
怠け者経営生活相談役のヤグナです。
今回は、資源配分を考えるフレームワーク
「PPM」をご紹介します。
前回までで経営における全体的な方向性を
みつめる方法をみてきましたので、今度は
実際複数やること(事業)がある場合にどう
資源配分するかを考えましょう。
なお、経営戦略の全体像を紹介した中で、
手順3として「企業戦略の決定」をあげています。
全体像はこちらからご確認ください。
経営戦略の全体像-基本と手順
○PPMの意味
PPMとはプロダクトポートフォリオマネジメント
の略です。
複数の商品・事業の立ち位置を調べるための
フレームワークです。
縦軸に市場成長率、横軸に相対的な市場占有
率を設定し、各製品・事業を4つの象限に分類
します。
そして、各製品・事業の資源配分を考えます。
○PPMの図

○基本的な資源配分パターン
「金のなる木」から得た余剰資金を、
「問題児」または新事業へ投資する
○4象限ごとの基本戦略
(1)花形
市場も成長し、占有率も高いエース。
競合も多く存在するため占有率維持に
コストがかかり、資金が残りにくい。
競合を睨みながら占有率向上を図る。
これが基本戦略。
(2)金のなる木
成熟市場で、占有率が高い。
競合も少なくなり資金元となる。
効率化やコスト低減を図り、
余剰資金を他の事業などに回す。
こえrが基本戦略となる。
(3)問題児
成長市場だが、占有率が低い。
乗り遅れ状態で利益がほとんどでない。
コストをかけ占有率向上を目指す。
これが基本戦略となる。
(4)負け犬
成熟市場で、占有率も低い。
このままではやっている意味がない。
真っ先に撤退を考える。
でなければ、抜本的改革を要する。
これが基本戦略となる。
○例外もある
基本戦略をあげてきたが、例外もあります。
たとえば市場自体を成長させることも
戦略の一つとして考えられます。
あくまで、基本的なフレームワークであり、
各商品・事業の立ち位置を確認するために
使うということを知っておいてください。
その情報をもとに資源配分を決めるのは
あくまで経営者本人です。
今回、経営手法としてのPPMをご紹介しましたが、
PPMは縦軸、横軸の内容を変えればいろんなことに
応用ができます。
自分のやるべきことを、縦軸に重要度、横軸に緊急度
をおいてタイムマネジメントに応用することもできます。
うまくかつようしてください!
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○関連記事
経営戦略の全体像-基本と手順
手順1 経営理念の設定 (意義・必要性/作り方)
手順2 経営ビジョンの設定 (概要)
手順3 企業戦略の決定 (概要/3C分析/成長戦略/事例)
手順4 事業戦略の決定
--------------------------
今後、手順の順番どおりに記事を更新していく予定です。
更新後、順次上記にリンクを貼り付けていきます。
まだ、リンクが貼られていない場合は、記事の更新まで今しばらくお待ちください。
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”一緒に悩ませてくれませんか?”
どうすればいいかわからない、けど指図もうけたくない!
という私と似た性格をお持ちの方、考えの整理お手伝いします。
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-329.html
”命絶つ前に・・・”
もう自分の居場所なんてこの世にないと思う方、
もし万が一いらっしゃればここを訪れたのも何かの縁、
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-327.html
”複数ある商品の現状を確認する”
ご訪問頂き、ありがとうございます。
怠け者経営生活相談役のヤグナです。
今回は、資源配分を考えるフレームワーク
「PPM」をご紹介します。
前回までで経営における全体的な方向性を
みつめる方法をみてきましたので、今度は
実際複数やること(事業)がある場合にどう
資源配分するかを考えましょう。
なお、経営戦略の全体像を紹介した中で、
手順3として「企業戦略の決定」をあげています。
全体像はこちらからご確認ください。
経営戦略の全体像-基本と手順
目次
1.経営資源とその配分について
2.PPMとは
3.PPMと資源配分
1.経営資源とその配分について
○経営資源とはなにか
経営資源って難しく聞こえますが、
実はとっても身近なものです。
もっているものはなにか、それだけです。
お金、モノ、ヒト(時間)、情報、知識・・・
その他もろもろ持ってると思えばなんでもOK
○資源配分について
経営資源は基本的に有限です。
お金はもちろん、ヒトも時間も、
いくらでも使えるわけじゃないですね!
だから、何になにをどのくらい投資するか、
それを考える必要がでてきます。
それが資源配分です。
2.PPMとは
○PPMの意味
PPMとはプロダクトポートフォリオマネジメント
の略です。
複数の商品・事業の立ち位置を調べるための
フレームワークです。
縦軸に市場成長率、横軸に相対的な市場占有
率を設定し、各製品・事業を4つの象限に分類
します。
そして、各製品・事業の資源配分を考えます。
○PPMの図

3.PPMと資源配分
○基本的な資源配分パターン
「金のなる木」から得た余剰資金を、
「問題児」または新事業へ投資する
○4象限ごとの基本戦略
(1)花形
市場も成長し、占有率も高いエース。
競合も多く存在するため占有率維持に
コストがかかり、資金が残りにくい。
競合を睨みながら占有率向上を図る。
これが基本戦略。
(2)金のなる木
成熟市場で、占有率が高い。
競合も少なくなり資金元となる。
効率化やコスト低減を図り、
余剰資金を他の事業などに回す。
こえrが基本戦略となる。
(3)問題児
成長市場だが、占有率が低い。
乗り遅れ状態で利益がほとんどでない。
コストをかけ占有率向上を目指す。
これが基本戦略となる。
(4)負け犬
成熟市場で、占有率も低い。
このままではやっている意味がない。
真っ先に撤退を考える。
でなければ、抜本的改革を要する。
これが基本戦略となる。
○例外もある
基本戦略をあげてきたが、例外もあります。
たとえば市場自体を成長させることも
戦略の一つとして考えられます。
あくまで、基本的なフレームワークであり、
各商品・事業の立ち位置を確認するために
使うということを知っておいてください。
その情報をもとに資源配分を決めるのは
あくまで経営者本人です。
最後に&関連記事
今回、経営手法としてのPPMをご紹介しましたが、
PPMは縦軸、横軸の内容を変えればいろんなことに
応用ができます。
自分のやるべきことを、縦軸に重要度、横軸に緊急度
をおいてタイムマネジメントに応用することもできます。
うまくかつようしてください!
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○関連記事
経営戦略の全体像-基本と手順
手順1 経営理念の設定 (意義・必要性/作り方)
手順2 経営ビジョンの設定 (概要)
手順3 企業戦略の決定 (概要/3C分析/成長戦略/事例)
手順4 事業戦略の決定
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今後、手順の順番どおりに記事を更新していく予定です。
更新後、順次上記にリンクを貼り付けていきます。
まだ、リンクが貼られていない場合は、記事の更新まで今しばらくお待ちください。
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下記のリンクやら拍手やらをポチっとしてくれると、やる気がでます!ご協力をお願いします。



- 関連記事
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もうダメだと思ったときに
”一緒に悩ませてくれませんか?”
どうすればいいかわからない、けど指図もうけたくない!
という私と似た性格をお持ちの方、考えの整理お手伝いします。
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-329.html
”命絶つ前に・・・”
もう自分の居場所なんてこの世にないと思う方、
もし万が一いらっしゃればここを訪れたのも何かの縁、
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-327.html
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