ポジショニングと競争回避|事業戦略の第1段階
2015年11月17日(火)
”競争は勝たずにまず回避する”
ご訪問頂き、ありがとうございます。
怠け者経営生活相談役のヤグナです。
今回は、各事業ごとの戦略の設定方法の
第一段階として「競争回避」の戦略を紹介します。
前回、各事業への資源配分の判断の基準を
PPMで確認しました。
今回は各事業で他社に負けないようにどうする
か、を考えていきます。
なお、経営戦略の全体像を紹介した中で、
手順4として「事業戦略の決定」をあげています。
全体像はこちらからご確認ください。
経営戦略の全体像-基本と手順
○ポジショニングとは
競争は基本的に避けるものです。
圧倒的に勝てる場合を除いて、
体力の削り合いになる可能性が高くなります。
ポジショニングは競合がどこに陣取っているかを
確認し、無駄な競争を避ける位置に入ることです。
たとえば、低価格品が多くなって客が取られるから、
価格を下げる。
普通の行動のようですが、実は価格というポジション
で勝負にいき、体力勝負に挑んでいます。
○ポジショニングの例(カクヤス)

引用:LISKULさん記事の事例3より
→ポジショニングを変えるだけで売上8倍?! 事例で学ぶポジショニングの活用手順
※より詳細にポジショニングを理解したい方は是非ご覧下さい。
○ポジショニングのポイントは軸
ポジショニングの命はなんといっても
縦軸と横軸の設定です!
(1)について
たとえば縦=品質、横=価格で想像してください。
きっと「品質が高くて価格が低い」ところにポジショニングしたくなります。
できれば他社もやってます。
できないのは高品質なら価格は高くなるのが普通だからです。
(2)について
ニーズのない軸を設定し、
ポジショニングをしたとしてもただの独りよがりです。
(3)について
一番重要です。
今までにない切り口で軸を設定したときだれもいない空白地点が見えます。
だから「あれがあればいいのに」「これが不便だなぁ」という感覚をスタートにしましょう。
いい場所をとれたら次考えるのは、
どうやってその場所を守るかですね!
その方法は「競争回避の戦略」として、
E.M.ポーターが参入障壁をあげています。
この参入障壁についてはFOOLINEさんの
記事がわかりやすくまとめてくれているので、
参照してください。
→参入障壁とその分析について|E.M.ポーターの競争戦略論
この週末、奥多摩に小旅行してきました!
10キロ以上山道を歩いたのはきつかったけど、
星がすごい綺麗でしたよ^^
東京にもこういう場所があるというのはいいですね!
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○関連記事
経営戦略の全体像-基本と手順
手順1 経営理念の設定 (意義・必要性/作り方)
手順2 経営ビジョンの設定 (概要)
手順3 企業戦略の決定 (概要/3C分析/成長戦略/事例)
手順4 事業戦略の決定 (競争回避)
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今後、手順の順番どおりに記事を更新していく予定です。
更新後、順次上記にリンクを貼り付けていきます。
まだ、リンクが貼られていない場合は、記事の更新まで今しばらくお待ちください。
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”一緒に悩ませてくれませんか?”
どうすればいいかわからない、けど指図もうけたくない!
という私と似た性格をお持ちの方、考えの整理お手伝いします。
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-329.html
”命絶つ前に・・・”
もう自分の居場所なんてこの世にないと思う方、
もし万が一いらっしゃればここを訪れたのも何かの縁、
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-327.html
”競争は勝たずにまず回避する”
ご訪問頂き、ありがとうございます。
怠け者経営生活相談役のヤグナです。
今回は、各事業ごとの戦略の設定方法の
第一段階として「競争回避」の戦略を紹介します。
前回、各事業への資源配分の判断の基準を
PPMで確認しました。
今回は各事業で他社に負けないようにどうする
か、を考えていきます。
なお、経営戦略の全体像を紹介した中で、
手順4として「事業戦略の決定」をあげています。
全体像はこちらからご確認ください。
経営戦略の全体像-基本と手順
目次
1.事業戦略(競争戦略)の全体像
2.競争回避の戦略
1.事業戦略(競争戦略)の全体像
○競争戦略の目的
皆がいろんなことをやっているこの世の中、
事業がかぶってしまうものです。
ニーズのある事業であれば尚更のこと。
また、かぶらなくとも顧客から見て同じだったり、
他のもので代替できる場合もあります。
そんなすぐに競争が生じる状況で、
競争戦略の目的は、「競合に負けない」こと。
それに限ります。
○競争戦略の種類
(1)競争回避の戦略
まずは、無駄な競争に巻き込まれないようにする。
そのための戦略を練ります。
ポジショニングと参入障壁の確立が考えられます。
(2)競争優位の戦略
競争が起こった場合に負けないための戦略です。
以前書いたこちらの記事を参考にしてください。
→「戦わない経営を目指す人のための競争戦略論」
2.ポジショニングを考える
○ポジショニングとは
競争は基本的に避けるものです。
圧倒的に勝てる場合を除いて、
体力の削り合いになる可能性が高くなります。
ポジショニングは競合がどこに陣取っているかを
確認し、無駄な競争を避ける位置に入ることです。
たとえば、低価格品が多くなって客が取られるから、
価格を下げる。
普通の行動のようですが、実は価格というポジション
で勝負にいき、体力勝負に挑んでいます。
○ポジショニングの例(カクヤス)

引用:LISKULさん記事の事例3より
→ポジショニングを変えるだけで売上8倍?! 事例で学ぶポジショニングの活用手順
※より詳細にポジショニングを理解したい方は是非ご覧下さい。
○ポジショニングのポイントは軸
ポジショニングの命はなんといっても
縦軸と横軸の設定です!
【軸設定のルール】
(1)縦と横に相関関係がないこと
(2)軸は「顧客視点」で設定すること
(3)疑問や要望を出発点にする
(1)について
たとえば縦=品質、横=価格で想像してください。
きっと「品質が高くて価格が低い」ところにポジショニングしたくなります。
できれば他社もやってます。
できないのは高品質なら価格は高くなるのが普通だからです。
(2)について
ニーズのない軸を設定し、
ポジショニングをしたとしてもただの独りよがりです。
(3)について
一番重要です。
今までにない切り口で軸を設定したときだれもいない空白地点が見えます。
だから「あれがあればいいのに」「これが不便だなぁ」という感覚をスタートにしましょう。
3.参入障壁の確立
いい場所をとれたら次考えるのは、
どうやってその場所を守るかですね!
その方法は「競争回避の戦略」として、
E.M.ポーターが参入障壁をあげています。
この参入障壁についてはFOOLINEさんの
記事がわかりやすくまとめてくれているので、
参照してください。
→参入障壁とその分析について|E.M.ポーターの競争戦略論
最後に&関連記事
この週末、奥多摩に小旅行してきました!
10キロ以上山道を歩いたのはきつかったけど、
星がすごい綺麗でしたよ^^
東京にもこういう場所があるというのはいいですね!
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○関連記事
経営戦略の全体像-基本と手順
手順1 経営理念の設定 (意義・必要性/作り方)
手順2 経営ビジョンの設定 (概要)
手順3 企業戦略の決定 (概要/3C分析/成長戦略/事例)
手順4 事業戦略の決定 (競争回避)
--------------------------
今後、手順の順番どおりに記事を更新していく予定です。
更新後、順次上記にリンクを貼り付けていきます。
まだ、リンクが貼られていない場合は、記事の更新まで今しばらくお待ちください。
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もうダメだと思ったときに
”一緒に悩ませてくれませんか?”
どうすればいいかわからない、けど指図もうけたくない!
という私と似た性格をお持ちの方、考えの整理お手伝いします。
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-329.html
”命絶つ前に・・・”
もう自分の居場所なんてこの世にないと思う方、
もし万が一いらっしゃればここを訪れたのも何かの縁、
下記ページをご覧下さい。
http://yaguna.blog.fc2.com/blog-entry-327.html
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